PS5周辺機器

FireCuda 530はヒートシンク付きを買う価値がある!読み書き・冷却性能を比較【PS5対応M.2SSD】

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PS5にそのまま取り付けられるヒートシンク付きの「FireCuda 530」をレビューします。

 

簡単にですが結論からお伝えすると

ポイント

  • 転送速度の速さも抜群
  • 冷却性の高いヒートシンク
  • PS5ストレージとして簡単に取り付け可能

耐久性の高さもあるのでPS5の内臓ストレージ増設にオススメできると思いました。

 

ヒートシンク付きにするメリットがあるのか気になるところだと思いますので、手元にあるヒートシンクと比較して、どれくらい冷やせる商品なのか検証してみました。

高速M.2SSDの購入を検討している人、PS5向けストレージを探している人は是非参考にしてください。

 

 

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この記事は「FireCuda 530」を提供していただき作成しております。

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Seagate FireCuda 530のスペック

今回レビューする商品のスペックはこちら。

容量 500GB 1TB 2TB 4TB
参考価格(22年12月時点) 11,992円 19,999円 44,820円 114,927円
規格サイズ M.2 (Type2280) M.2 (Type2280) M.2 (Type2280) M.2 (Type2280)
読込速度 7000 MB/s 7300 MB/s 7300 MB/s 7300 MB/s
書込速度 3000 MB/s 6000 MB/s 6900 MB/s 6900 MB/s
TBW 640 TBW 1275TBW 2550TBW 5100 TBW
MTBF(平均故障時間) 180万時間 180万時間 180万時間 180万時間
保証 5年 5年 5年 5年

FireCuda 530は、容量によって読み書き速度・TBWが異なります。基本的に容量が大きいものほど高性能です。

 

Seagate「FireCuda 530」ヒートシンク付きを開封外観

商品を開封していきます。パッケージは普通の紙箱に入っています。外箱には一切日本語は記載されていませんでした。

中を開けるとプラスチックのケースが入っていて、説明書が2つとRescueデータ復旧サービスの説明書が1つ。シールは2種類入っていました。

商品本体は、ヒートシンクがブラックで少しマットな質感。かなり見た目がカッコいいですね。

ちなみにヒートシンク付きとヒートシンク無しでは、価格が3,000円程違います。その差をうめるだけの冷却性能がヒートシンクにあるのか確認してみてくださいね。

 

Seagate FireCuda 530の性能・冷却性能を比較

チェックに使用するPC構成は以下のとおりです。

  • CPU:Ryzen5 3600
  • CPUクーラー:Noctua NH-D15S Chromax
  • マザーボード:MSI MPG B550 GAMING PLUS
  • メモリ:DDR4-3200 8GB×4
  • グラボ:GTX1660SUPER
  • 電源:750W

CPUは第3世代Ryzen。Gen4対応の500番台チップセットの中でもかなりコスパがよく入手しやすい、MSIのMPG B550 GAMING PLUSを使った構成にしています。

読み書き速度を比較「Crystal Disk Mark 7」

SSDのベンチマークとして有名な「Crystal Disk Mark」を使用して、転送速度を数値で検証していきます。

1TBの読み書きスペック

  • 読み込み:7300
  • 書き込み:6000

以前レビューしていた「FireCuda 520」と数値を比較してみます。

 

1列目が公表スペックに近い数値で、3,4列目の数値が高ければ高いほど優秀なストレージという感覚で見ていただければと思います

 

転送容量 FireCuda 530(Gen4) FireCuda 520(Gen4)
64MB
1GB
4GB
16GB
32GB

 

かなり優秀ですね。スペック通りの数値が出ていると思います。次にベンチマーク時の温度です。

 

ヒートシンクの冷却性能を比較

FireCuda 530は同じで、以下の3つのヒートシンク環境でテストしてみました。

比較した3つ

  • ヒートシンク付きの商品
  • 別売りヒートシンクを取り付けた場合
  • マザーボードのヒートシンクに取り付けた場合

上記の構成でCrystalDiscMarkを使い、どれが一番冷えるのか試しています。

 

下記のグラフは、各容量の読み書きを行ったときの最高温度を比較したものです。

種類 本商品(ヒートシンク付き) 両面ヒートシンク(別売) 片面ヒートシンク(マザボ付属)
64MBの読み書き時の最高温度 45℃ 48℃ 57℃
4GBの読み書き時の最高温度 49℃ 52℃ 62℃
16GBの読み書き時の最高温度 53℃ 57℃ 64℃

比較してみると、別売りの両面ヒートシンクより平均4℃ほど温度が下がり、マザーボード付属の片面より10℃以上下がることがわかりました。

 

圧倒的な冷却性能の差が出たことに驚きです。

 

温度がMaxまで上がって、約1分ほどで8℃、3分ほどで50℃台だったのが30℃台まで下がってくれます。

 

これだけの冷却性能があればPS5に取り付けても安心できそうです

 

 

PS5へ取り付けとゲーム動作

PS5への取り付けとゲーム移動方法

取り付け方法は、ケースカバーをスライドさせて外し

中のカバーをドライバーで開け

スロットに差し込んでドライバーでしめればOKです。

 

自分でヒートシンクを取り付ける手間がないので、かなり手軽に取り付けられると思います。

その後PS5を起動すると、フォーマットしますか?という画面が表示されます。

読み込み速度は6,500MB出るみたいですね。

OKを押して、フォーマット作業は完了。

次にゲームデータを移動させます。

ホーム画面から設定を開き

ストレージを選択して、本体ストレージを開きます。

すると今本体ストレージに入っているゲームが表示されます。

移動したいゲームを選択して、移動先を選択すると移動が始まります。

移動完了です。

 

ちなみに外付けSSDも取り付けているんですが、外付けSSDから増設したSSDへ移動させることはできませんでした。本体を経由する必要があるみたいですね。

 

PS5でのゲームプレイに変化は?

試しにFF14をプレイしてみましたが、純正ストレージとの差を全く感じません。ロード時間もかなり早いままです。

もともとのストレージ容量がかなり少ないこともありますが、完全にフタをされた環境に取り付けることもあって冷却性能も気になってたんですね。

でも、今回取り付けたヒートシンク付きのM.2SSDは、冷却性能の高さも検証していてハッキリわかったので、安心して使えそうです。

 

 

PCゲームでロード時間を比較

Gen3対応のM.2SSDを搭載しているPCと、同じゲームの読み込み速度を比較すると差が出るのか試した数値を紹介します。

比較対象のPCスペック

  • CPU:Ryzen5 1600
  • グラボ:GTX1660Ti
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:XPG SX8200 Pro Gen3 3500/1200MB

ロード時間が発生するゲームを2つ比較していますので参考にしてください。

FF14のロード時間の差

FF14から人の多いリムサロミンサへテレポしたときのロード時間の差を比較してみました。

商品名 ロード時間
FireCuda 530 Gen4 3.10秒
FireCuda 520 Gen4 5.88秒
XPG SX8200 Pro Gen3 10.50秒

 

モンスターハンターワールドのロード時間の差

クエスト出発時の画面暗転から明るくなるまで。クエスト離脱時のセーブ・拠点へ戻るまで。の2つを計測してみました。

種類 出発~到着までのタイム 帰還までのタイム
FireCuda 530 Gen4 4.93秒 2.93秒
FireCuda 520 Gen4 4.96秒  2.97秒
XPG SX8200 Pro Gen3 5.97秒 4.53秒

モンスターハンターワールドは、520と530の違いは誤差レベル。Gen3との差は、大きいです。

 

ロード時間が長いと感じるゲーム、頻繁にロードがあるゲームほど恩恵を感じられると思います

 

無料のSSDチェックソフト付き

いろいろできる無料ソフトなんですが、残念ながら日本語には対応していません。

一応、見るだけでSSDの現在の状態を把握するのには使えますし、簡単にダウンロードできるので、興味のあるかたは公式サイトからダウンロードして使ってみてください。

Seagate公式サイト

無料でデータ復旧してくれる「Rescue」サービスがすごい!

PCを使っていて一番困るのがデータが飛んでしまうことですが「FireCuda 530」は、購入者にサービスとしてデータ復旧サービスを3年間無償で提供してくれます。

対象商品は、3年間のうち1回に限り、無償でデータ復旧サービスを受けることができます。

注意ポイント

テレビ録画データ、家庭用ゲーム機などのゲームデータ、著作権で保護されているデータは復旧対象外となります。

 

送料とか負担では?
何かお金とられる?

 

と不安もあると思いますが、調べてみたところ完全に無料で復旧サービスを提供してくれるようです。

 

普通なら数万円するほどのデータ復旧サービスを無料提供してしまうのはすごいですよね。しかも対応内容を調べてみると、ほんとに神対応です。

 

サービス内容

  • 事前登録は不要
  • 送料も完全無料
  • サービス復旧中に同じ商品を届けてくれる(返却不要)
  • 復旧されたデータは外付けHDDに入って届く(返却不要)
  • 復旧したデータは暗号化されて届く
  • 自分のミスで削除・上書きしたデータもOK
  • 衝撃を与えて壊したもOK
  • 水に濡らして破損したストレージもOK
  • 停電が原因で壊れたもOK

※データ復旧を100%保証するものではありません。

3年間に1回という制限がついてはいるものの、データ復旧サービス「Rescue」がついていて2万円程で購入できるのは、かなりコスパがいいと思う。

Rescueについての詳細ページ

 

まとめ:PS5用のヒートシンク付きストレージとしておすすめ

今回はSeagateから販売されているゲーミング向けのGen4対応M.2SSD「FireCuda 530」をレビューしてきました。いろいろ検証してみた結果感じたのは以下のポイントです。

  • 耐久性は他と比較してもかなり高い(最高5100TBW(4TB)・180万時間もあるMTBF)
  • 付属ヒートシンクの冷却性能が優秀
  • PS5に簡単に取り付けられるストレージ
  • SeagateのSSDチェックツール日本語非対応
  • 価格はそれなりに高い

PS5の容量不足に悩んでいる方には間違いなくオススメできます。M.2SSDは、まだまだ高いので、購入するなら耐久性高い商品がいいなと思っている人にもいいかもしれません。

ヒートシンク付きとヒートシンク無しだと3,000円程の差がありますが、別売りヒートシンクが1,000円くらいなので、少しでも安くしたい方は両面ヒートシンクとヒートシンク無しの商品を購入するのもいいと思います。

 

ただ、冷却性能が高いことが分かったので、PS5に取り付けるならヒートシンク付きにする価値はあると個人的には感じたかな。

 

商品が気になる方は、リンクから商品詳細を確認してみてください。

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