ハイエンドグラボRTX3090を搭載した、ガレリアのゲーミングPC「GALLERIA ZA9C-R39」をレビューします。
RTX3090とCore i9-10850Kの組み合わせの性能ゲームベンチマークやゲームプレイ時のFPS・配信状況・他メーカーBTOとの比較を確認したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
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ドスパラさんに「GALLERIA ZA9C-R39」をお借りして記事を作成しています。構成や価格は変更される可能性がありますので、公式サイトも確認するようになさってください。
GALLERIA ZA9C-R39のレビュー評価!
公式サイトのレビューも複数ありますが、実際に使ってみた感想をまとめてみました。
Good
- スペックは文句なしのハイエンド
- 4Kでのゲームプレイにも最適
- 重たいグラボも安定して設置
- 静音性も高い
- 最短翌日出荷
Bad
- ケースは大きめ
- ケース上に物を置くのは厳しい
- カスタマイズの選択肢少なめ
- ケース開けないとパーツメーカー分からない
配信もしない、フルHDゲームプレイのためだけに購入するには完全にオーバースペック
です。フォートナイトやAPEXレベルのゲームをプレイするだけなら、もっとスペックが低くても問題ありません。
ZA9C-R39は、動画編集もバリバリやって、4K60FPS以上でゲームプレイもしたい人・これから先長く使うために最強のゲーミングPCを購入しておきたい人向けだと思います。
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GALLERIA ZA9C-R39のスペック
パーツ | スペック |
OS | Windows10 |
CPU | Core i9-10850K |
グラボ | Palit RTX3090 |
メモリ | 16GB |
マザーボード | ASUS PRIME Z490-P |
M.2 NVMe SSD | 1TB |
HDD | 無し |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 850W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
CPU:Core i9-10850K
CPU | スコア |
Ryzen9 3900XT | マルチ:7153/シングル:542 |
Core i9-10900K | マルチ:6431/シングル:551 |
Core i9-10850K | マルチ:6350/シングル:539 |
Corei i7-10700K | マルチ:4997/シングル:514 |
※細かい数値は計測ごとに変化します
CPUのスコアを図るベンチマークソフトの結果を比較すると、Core i9-10900Kとほぼ同じスペック。Ryzen9 3900XTにはマルチスコア性能で、10%ほど性能が劣ります。
ドスパラでも人気のCore i7-10700Kと比較すると、30%近く性能が上という結果です。
グラボ:PalitのRTX3090
ドスパラで販売されているPalitのグラボが搭載されていました。
グラボの性能は、2021年2月時点で超ハイエンドクラスなので、なんでもやりたいゲームで遊べるグラボです。
単体購入するとなるとRTX3090は20万円普通にしています。
マザーボード:ASUS PRIME Z490-P
コスパの良い商品で、冷却性能が高く、10世代のIntelCPUの性能を引き出すための設計になっています。
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GALLERIA ZA9C-R39の外観
外観と特徴を紹介します。
GALLERIA(ガレリア)ZA9C-R39の外観を画像でチェック
前後左右の見た目は、こんな感じ、全体的に落ち着いたデザインでRGBが搭載されていますが消して使うこともできます。
古いケースがブラックだったのに対し、新しいケースはグレー系でブルーのラインがアクセント。
項目 | スペック |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
重量 | 約14Kg |
奥行きが44㎝と書かれていましたが、実際はケーブルを接続するためのスペースも必要なので、設置場所の奥行きは50㎝ほど必要
です。
両サイドのブルーのメッシュ部分もエアフローに関係するため、完全に左右壁にベタ付けすることもできません。
アクセスしやすい前面インターフェース
斜め45度に搭載された前面インターフェース類は使いやすいです。
デスク下に置いても、デスク上に置いても比較的アクセスしやすい位置にポート類が搭載されています。
静音性を保ちながら冷却性能の高いデザイン
ケース上部は排気に使えるようメッシュ形状になっているため物を置けません。個人的には置いても問題ないようにしてほしい。
吸気は、サイドパネルのブルーのメッシュ部分から。
電源下にも取り外し可能なメッシュのフィルターが搭載されているので、ホコリの除去がしやすくなっています。
内部を見てみると、前面に140mmファンを搭載。
背面にも140mmファンを搭載。
大型の空冷CPUクーラーも搭載。
拡張性は十分!
ケース内の拡張性はかなり高いです。RTX3090など大型グラボの場合は、グラボを支えるためのバーが取り付けられているので、安定感も抜群です。
電源上の四角い部分にはHDDを増設することができ、Blu-rayドライブもカスタマイズ注文できます。
マザーボードの裏のスペースは、こんな感じです。
上下に電源ケーブルを通しやすい隙間があるので、裏配線に拘って綺麗にケーブルをまとめたい人にもオススメできます。
空冷以外にも、上と全面には簡易水冷ラジエーターを取り付けられる十分なスペースがありました。
背面には2.5インチSSDを2つ
HDDを2つ増設できるスロットを搭載。手でつまむだけで簡単に出てきます。
底の電源横スペースもゆとりがあるので、ケーブルを隠しやすくなっています。
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GALLERIA ZA9C-R39の各種ベンチマーク結果
各種ベンチマークの結果を紹介します。
ゲームベンチマーク
ソフト | フルHD最高設定 | 4K最高設定 |
DQ10
PSO2など軽いゲームの目安になります。なぜか4K設定のほうがスコアが高いという・・。 |
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FF14
フォートナイト・APEXなどミドルクラスレベルのゲームの参考になるスコアです。このあたりは設定気にせずに遊べます。 |
||
FF15
サイバーパンク・モンスターハンターなど重たいゲームの参考になるスコアです。4Kでもかなり高いスコアが出ました。 |
スペック系ベンチマーク
ソフト | スコア |
ストレージ
読み込み・書き込みともに高速です。 |
|
CPU
R23で計測した結果は、マルチ15070・シングル1302です。 他のCPUのベンチマークと比較したいかたは、この数値で処理能力を比較してみてください。 |
人気ゲームプレイ時のFPS!
人気ゲームをインストールしてプレイしてみました。
ポイント
- フォートナイト(ミドル)
- APEX(ミドル)
- モンスターハンターワールド(重たい)
- CyberPunk2077(重たい)
フォートナイト
プリセットの最高設定でも144FPS以上は余裕で出ます。綺麗な映像でゲームしたい人は最高設定で遊んでください。
描写距離や解像度以外を最低にすると300以上出ますので、240Hzモニターなども十分使えます。 |
Apex Legends
165Hzのゲーミングモニターを使用しています。
最高設定から何も変更しなくても、165FPSから一切下がりませんでした。 |
モンスターハンターワールド
平均FPSは、110~120くらいです。
最高設定でクエストに挑戦しましたが、100FPSを切ることはまず無さそうです。 |
CyberPunk2077
重たいゲームとしても有名ですが、レイトレーシングの最高設定でも快適にプレイできます。
街中は一番人が多くてFPSが落ちやすい環境ですが、60FPSを下回ることはまずありません。 |
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ゲーム配信と設定
フォートナイトをOBSを使ってYoutubeで配信したときの状況です。
OBSの配信設定
フルHD解像度
60FPS
20000ビットレートで配信
フォートナイトの設定
最高設定の状態でプレイ
ポイント
最高設定時のFPSで、だいたい平均140FPS以上。影を切ってみるだけでも平均200FPS以上になるので、快適にプレイできると思います。
かなりスペックに余裕があるので、最高設定のままでも十分プレイできます。
わたしの環境の場合、配信画質をもっとあげるとなると、自宅のインターネット回線の遅さが足を引っ張ている感覚が強いです。
動画編集
ダビンチリゾルブをインストールして、このPCで動画編集がどれくらい快適にできるのかも試してみました。
カット作業・エフェクトを入れたり、画像を重ねたりと色々やりましたが、かなり快適に作業できる印象です。
約7分の動画を書き出すのにかかる時間は、半分以下。動画編集する人でも安心して使えると思います。
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RTX3090搭載!他メーカーのBTOと比較
RTX3090を搭載している他メーカーBTOとの比較です。
arkhive Gaming Custom GC-I9G39Z
パーツ | スペック |
OS | Windows10 |
CPU | Core i9-10900K |
グラボ | RTX3090 メーカー指定不可 |
メモリ | 32GB SanMax DDR4-2933 |
マザーボード | ASRock Z490M-ITX/ac Mini-ITX [無線LAN対応] |
M.2 NVMe SSD | 1TB - Western Digital BLUE |
HDD | 無し |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 1000W - 80PLUS PLATINUM |
このゲーミングPCが勝っている点は、メモリ32GB・1000WのPLATINUM電源を搭載している点です。CPUクーラーは、MSI MAG Core Liquid 240Rが搭載されています。
マザーボードも無線対応なので、WiFi環境でも使えますね。キューブ型のコンパクトサイズのケースが使われているので、省スペースに設置したい人にもおすすめできます。
G-tune XP-Z & XP-A
パーツ | スペック |
OS | Windows10 |
CPU | Core i9-10900K |
グラボ | RTX3090 |
メモリ | 32GB |
マザーボード | 不明 |
M.2 NVMe SSD | 1TB |
HDD | 4TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 1200W (80PLUS GOLD) |
マウスは搭載されているパーツのメーカーまでは公開されていないので、開けてみないと分かりません。ドスパラのPCと比較するとかなり価格は上ですが、32GBメモリに360mmの大型水冷クーラーが搭載されています。
4TBのHDDも搭載していますし、1200W電源搭載で電源容量にゆとりがありますね。だいたい注文後20日程度で出荷されるようです。CPU違いで2つのタイプが販売されています。
パソコン工房「LEVEL-R049-LCiX8K-XAXH」
パーツ | スペック |
OS | Windows10 |
CPU | Core i9-10850K |
グラボ | RTX3090 |
メモリ | 32GB |
マザーボード | Z490チップセットマザーボード |
M.2 NVMe SSD | 500GB |
HDD | 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
電源 | 800W (80PLUS GOLD) |
価格は一番ドスパラと近いですが若干上。メモリ32GBを搭載していて、HDD・DVDドライブも搭載しているのがポイントです。
注文してから、だいたい1~2週間ほどで届くみたいですね。それ以外は特にこれといった特徴もないですね。ケースのデザインは、カッコいいと思います。
まとめ
今回は、RTX3090とCore i9-10850Kの組み合わせの性能ゲームベンチマークやゲームプレイ時のFPS・配信状況・他メーカーBTOとの比較してきました。
価格はそれなりにしますが、その中でもドスパラはかなりコスパもいいほうです。ハイエンドゲームも4K画質でプレイできる性能・ゲーム実況全く問題なく可能・動画編集も確実にできるスペックで販売されています。
最強のゲーミングPCが欲しい人は検討してみてはいかがでしょうか。
ガレリアはRTX3090を搭載したゲーミングPCラインナップが結構豊富です。予算に合わせてチェックしてみてください。
GALLERIA RTX3090ラインナップ
ZA9C-R39 本商品 | Core i9-10850K | 373,978 円(税込) |
ZA7C-R39 | Core i7-10700K | 351,978 円(税込) |
XA7C-R39 | Core i7-10700 | 329,978 円(税込) |
ZA9R-R39 | Ryzen 9 5900X | 436,128 円(税込) |
ZA7R-R39 5800X | Ryzen 7 5800X | 395,978 円(税込) |
ZA7R-R39 SSD1TB | Ryzen 7 3700X | 362,978 円(税込) |
ZA7R-R39 SSD512GB | Ryzen 7 3700X | 318,978 円(税込) |
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