PS5には独自の「Tempest 3Dオーディオ技術」が搭載されており、対応するヘッドセットを使えば、まるで音に包まれるような臨場感を体験できます。FPSでは敵の足音の方向がわかるだけで戦況が変わりますし、RPGでは環境音が立体的に聞こえることでゲームの世界への没入感が段違いになります。
しかし、PS5で使えるヘッドセットは数が多く、どれを選べばいいか迷いますよね。特に2025年から2026年にかけて、ソニー純正の「PULSE Elite」や、プロ仕様の「INZONE H9 II」など、次世代のスタンダードとなるモデルが続々と登場しています。
この記事では、実際にPS5で使用できることをメーカーが明記している製品だけを厳選して、ワイヤレス・有線あわせて15製品を紹介します。筆者が実際に数多くの製品を試してきた経験をもとに、2026年現在の最新トレンドを踏まえてピックアップしました。
この記事でわかること
- PS5ヘッドセットの失敗しない選び方5つのポイント
- ワイヤレスおすすめ8選(PULSE Elite・INZONE H9 II含む最新モデル)
- 有線おすすめ7選(コスパモデルからプロ仕様まで)
- 全製品の比較表(価格・重量・バッテリー・周波数帯域)
- FPS向け「足音・定位感」で選ぶならどれがいいか
PS5ヘッドセットの失敗しない選び方【5つのポイント】
PS5の公式サイトでも案内されている基本的な選び方に加え、筆者が実際に複数製品を使って感じた「ここだけは外せない」ポイントをお伝えします。
1. 接続方式:ワイヤレス vs 有線の違いを理解する
PS5でヘッドセットを使う場合、接続方式は大きく3つあります。
| 接続方式 | 特徴とメリット |
| USBワイヤレス (2.4GHz) | USBドングルを使用。低遅延でFPSにも最適。ケーブルの煩わしさがない。 |
| PlayStation Link | ソニー独自の最新技術。ロスレスオーディオ対応で超低遅延。PULSE Elite等が採用。 |
| 3.5mm有線接続 | コントローラーに挿すだけ。遅延ゼロ、バッテリー不要。最も手軽で安価。 |
2. 装着感:長時間プレイに耐えられるか
ゲームの長時間セッションで快適さを保つためには、ヘッドセットの装着感が音質以上に重要になることもあります。
- 重量: 300g以下なら軽量の部類です。INZONE H9 IIは約260gと非常に軽く、首への負担が最小限です。
- イヤーパッド: 夏場はメッシュ素材が蒸れにくく快適。レザー系は遮音性が高いですが、エアコンなしだと厳しいです。
- 側圧: 頭を挟む力です。私は頭が大きめなので、ヘッドバンドの伸び具合とクッションの柔らかさを必ずチェックしています。合わないものを買うと長時間プレイが苦行になるので、ここはケチらず確認しましょう。
3. 音質:Tempest 3Dオーディオへの対応
PS5の「Tempest 3Dオーディオ技術」は、実はすべてのヘッドセットで利用可能です。しかし、PULSE EliteやINZONE H9 IIなどのPS5向けに設計された製品は、3Dオーディオの効果をより自然に、かつ正確に感じられるようチューニングされています。
FPSゲームでは「足音の方向」「銃声の距離感」がわかるかどうかで有利不利が決まるため、定位感(音がどこから鳴っているか判別できる性能)が優秀な製品を選ぶのがコツです。
4. マイク性能:ボイスチャットの品質
オンラインゲームでは自分の声が相手にどう聞こえるかも重要です。最近はAIによるノイズキャンセリングを搭載したモデルが増えており、キーボードの打鍵音や周囲の生活音をきれいに消してくれる製品が人気です。PULSE EliteのAIノイズリジェクション機能や、Razer BlackShark V2 ProのHyperClearマイクは特に評価が高いです。
5. バッテリー駆動時間(ワイヤレスの場合)
ワイヤレスを選ぶなら、最低でも20時間以上の駆動時間は欲しいところです。最新のPULSE Eliteは最大30時間、INZONE H9 IIは最大40時間と、週末の長時間プレイでも余裕を持って対応できるようになっています。充電しながらプレイできるかどうか(USB-C有線接続への切り替え対応)もあわせて確認しておくと安心です。
PS5おすすめヘッドセットランキング【ワイヤレス8選】
1位:PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット(CFI-ZWH2J)
ソニー純正の次世代スタンダード
- プレーナーマグネティックドライバー: 高級オーディオ並みの解像度で、微細な音まで再現。
- PlayStation Link対応: ロスレスオーディオによる超低遅延接続。
- AIノイズリジェクション: マイクの雑音除去能力が極めて高い。
2位:SONY INZONE H9 II(WH-G910N)
プロeスポーツチームFnatic共同開発のガチ仕様
- 圧倒的な軽さと装着感: 約260gの軽量設計で、長時間プレイでも疲れ知らず。
- 強力なノイズキャンセリング: 周囲の雑音を遮断し、ゲーム音に完全に没入できる。
- 40時間のロングバッテリー: 充電の手間が大幅に減りました。
3位:SteelSeries Arctis Nova 7P
マルチプラットフォームで使い倒せる万能機
- 同時ワイヤレス接続: 2.4GHzとBluetoothを同時に繋げ、ゲーム音を聞きながらスマホで通話可能。
- ComfortMAXシステム: 4段階の調整が可能で、どんな頭の形にもフィットしやすい。
- 急速充電対応: 15分の充電で6時間使用可能。
4位:Razer BlackShark V2 Pro(2023年モデル)
FPS特化のチューニングと圧倒的なマイク性能
- FPS特化のチューニング: 足音や銃声の定位感に優れるTriForce Titanium 50mm ドライバー。
- HyperClearスーパーワイドバンドマイク: プロレベルのクリアなボイスチャットを実現。
- 約320gの軽量設計: 長時間プレイでも快適な装着感。
- 最大70時間バッテリー: 驚異的なバッテリー持ちで充電を気にせずプレイ可能。
5位:Logicool G733
軽量性とカラバリが魅力のバランスモデル
- LIGHTSPEEDワイヤレス: Logicool独自の低遅延技術で安定した接続。
- わずか278gの軽量設計: ワイヤレスヘッドセットの中でもトップクラスの軽さ。
- 最大29時間バッテリー: RGBオフ時でも十分な駆動時間。
6位:Turtle Beach Stealth 600 Gen 2
コスパに優れたPS5ワイヤレス入門機
- 1万円前後のコスパ: ワイヤレスかつPS5対応でこの価格は貴重。
- 290gの軽量ボディ: 軽くてメッシュイヤーカップなので蒸れにくい。
- フリップミュートマイク: マイクを跳ね上げるだけでミュート可能。
7位:ASTRO Gaming A50(第5世代)
充電スタンド付きのハイエンドワイヤレス
- マグネット式充電スタンド: 置くだけで充電が始まり、収納もスマート。
- ASTRO Audio V2: 豊かな低音と明瞭な高音を再生する専用チューニング。
- PS5で音のバランス調整が可能: ゲーム音とボイスチャット音のバランスを手元で調整できるミックスアンプ機能内蔵。
8位:SONY INZONE H7(WH-G700)
ノイキャン不要なら長時間駆動のソニー製ワイヤレス
- 最大40時間の長時間バッテリー: ノイズキャンセリング非搭載のため、駆動時間が非常に長い。
- 360 Reality Audio対応: ゲームだけでなく、音楽鑑賞でも空間的な音響を楽しめる。
- ソニー製ならではの音質: INZONEシリーズの高品質なサウンドを手軽に体験。
PS5おすすめヘッドセットランキング【有線7選】
1位:Razer BlackShark V2(有線モデル)
コスパと性能の黄金バランス!FPSゲーマーの定番
- TriForce Titanium 50mmドライバー: FPS向けにチューニングされた音質で、足音や銃声の定位感に定評あり。
- HyperClearカーディオイドマイク: 取り外し可能で、ノイズキャンセリング搭載。マイク品質は有線ヘッドセットの中でトップクラス。
- 262gの軽量設計: メモリーフォームイヤークッションは通気性にも配慮され、長時間快適。
2位:Logicool G433
超軽量で蒸れにくい!定番の有線ヘッドセット
- 259gの超軽量: 有線ヘッドセットの中でも特に軽い部類。
- スポーツメッシュ素材のイヤーパッド: 通気性がよく、夏場でも蒸れにくい。2種類のイヤーパッドが付属。
- マルチプラットフォーム対応: PC、Mac、Xbox、PS5、Switchで使える汎用性の高さ。
3位:Logicool G PRO X(有線・G-PHS-003)
プロゲーマーも愛用する高音質・高耐久モデル
- Blue VO!CEテクノロジー: PC接続時はノイズキャンセリング、コンプレッサーなどのマイクエフェクトでクリアな音声。
- 耐久性の高いアルミニウムフレーム: 長期間使っても型崩れしにくい頑丈な作り。
- 取り外し可能なマイク: マイクを外してヘッドホンとしても使用可能。
4位:SONY INZONE H3(MDR-G300)
ソニー製の安心感と高音質を低価格で
- 3.5mm+USB接続対応: どちらでも接続できる柔軟性。
- 単一指向性マイク: 周辺ノイズを軽減し、声をクリアに拾う。
- 5Hz~20,000Hzの広帯域: 低音域を5Hzまでカバーしており、この価格帯では優秀。
- 299gの軽量設計: バッテリー不要の有線ならではの軽さ。
5位:HyperX Cloud Revolver S
ドルビー7.1サラウンド対応の迫力サウンド
- DSPサウンドカード内蔵コントローラー: PCで別ソフトなしに7.1chバーチャルサラウンドを利用可能。
- 3つのEQプリセット搭載: ゲームのジャンルに合わせて音質プロファイルを切り替え可能。
- スチールフレーム: 耐久性が高く、長期間使用しても変形しにくい頑丈な作り。
6位:EPOS H3
音響メーカーが手掛ける高音質有線ヘッドセット
- 密閉型で遮音性が高い: 外部の音を遮断し、ゲームに集中できる。
- 10Hz~30,000Hzの超広帯域: 有線ヘッドセットの中でも特に広い再生帯域。音楽用途にも十分使える音質。
- 297gの軽量設計: 長時間でも疲れにくい設計。
7位:Logicool G331
5,000円前後で買えるコスパ最強入門モデル
- オンイヤーコントロール: 耳元で音量やマイクミュートを操作可能。
- マルチプラットフォーム対応: PC、Mac、Xbox、PS5、Switchで使える。
- 軽量で低価格: とりあえずゲーミングヘッドセットが欲しい、子供用に買いたい、という人におすすめ。
PS5おすすめヘッドセット比較表【全15製品】
| 製品名 | 接続方式 | 重量 | バッテリー | 周波数特性 | 価格目安 |
| PULSE Elite | ワイヤレス | 約310g | 最大30時間 | 20Hz~20,000Hz | 19,000円〜 |
| INZONE H9 II | ワイヤレス | 約260g | 最大40時間 | 5Hz~20,000Hz | 36,000円〜 |
| Arctis Nova 7P | ワイヤレス | 約323g | 最大38時間 | 20Hz~22,000Hz | 25,000円〜 |
| Razer BlackShark V2 Pro (2023) | ワイヤレス | 約320g | 最大70時間 | 12Hz~28,000Hz | 22,000円〜 |
| Logicool G733 | ワイヤレス | 278g | 最大29時間 | 20Hz~20,000Hz | 17,000円〜 |
| Turtle Beach Stealth 600 Gen 2 | ワイヤレス | 290g | 最大15時間 | 20Hz~20,000Hz | 10,980円〜 |
| ASTRO Gaming A50 (第5世代) | ワイヤレス | 305g | 最大15時間 | 20Hz~20,000Hz | 29,000円〜 |
| SONY INZONE H7 (WH-G700) | ワイヤレス | 325g | 最大40時間 | 5Hz~20,000Hz | 18,000円〜 |
| Razer BlackShark V2 (有線) | 有線 | 262g | なし | 12Hz~28,000Hz | 10,000円〜 |
| Logicool G433 | 有線 | 259g | なし | 20Hz~20,000Hz | 8,950円〜 |
| Logicool G PRO X (有線) | 有線 | 320g | なし | 100Hz~10,000Hz | 14,000円〜 |
| SONY INZONE H3 (MDR-G300) | 有線 | 299g | なし | 5Hz~20,000Hz | 9,000円〜 |
| HyperX Cloud Revolver S | 有線 | 376g | なし | 12Hz~28,000Hz | 10,000円〜 |
| EPOS H3 | 有線 | 297g | なし | 10Hz~30,000Hz | 13,000円〜 |
| Logicool G331 | 有線 | 259g | なし | 20Hz~20,000Hz | 4,900円〜 |
まとめ:PS5ヘッドセットは目的と予算で選ぼう
2026年現在、PS5のヘッドセット選びは「ワイヤレスの利便性」と「純正・ソニー製品の圧倒的な親和性」が大きな軸となっています。
1. 最高級の没入感と純正の安心感を求めるなら:PULSE Elite
2. プロ仕様の軽さとノイキャンを重視するなら:INZONE H9 II
3. スマホとの同時接続など多機能さを求めるなら:Arctis Nova 7P
4. 予算を抑えつつ確かな音質を手に入れるなら:BlackShark V2 (有線)

















