マウスコンピューターの売れ筋ランキングで第2位のゲーミングPC「G-Tune XM-B」をレビューしていきます。
など購入前に知っておきたい疑問にお答えする内容です。
この記事では、G-Tune XM-Bのスペック・外観や特徴・ゲームベンチマークの結果・配信時の安定性・動画編集時の動き・似た構成の他のBTOと比較もしています。
ゲーミングPC選びの参考にしていただければ、幸いです。
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マウスコンピューターより実機をお借りしてレビューしています。本記事は2021年2月15日時点での情報です。商品の仕様・価格は変更となる可能性がありますので、公式サイトをご確認ください。
G-Tune XM-Bのレビュー評価!
実際にG-Tune XM-Bを使用してみた感想からお伝えすると、こんな感じです。
- ヘビーゲーマーでも満足できる高スペック
- HDMI端子が前面にもあるので外部機器とつなぎやすい
- コンパクトサイズのケースで、設置場所も困らない
- 静音性も高め
- ゲームは最高設定でも高FPS可能
- 配信プレイも快適
- 動画編集もこのままで十分できる
- 起動中の電源ボタンの点滅が気になる
- 背面のUSBポートは少なめ
- パーツのメーカー名など詳細は記載無し
- 定価の価格は普通(セール対象になれば最高)
- カスタマイズできる項目は普通
参考
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G-Tune XM-Bのスペック
項目 | スペック |
OS | Windows10 64ビット |
CPU | Core i7‐10700 |
CPUファン | 空冷クーラー |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
マザーボード | B460 MicroATX |
M.2SSD | 512GB NVMe |
HDD | 2TB |
電源 | 700W 80PLUS GOLD |
搭載されているパーツのメーカーは、公式サイトの仕様や説明書にも記載されていない物が多いです
。
今回お借りしたPCには、ZOTACのRTX3070と、COOLERMASTERのCPUクーラーが搭載されていました。
搭載されるグラフィックボードは、購入・
搭載されているSSDのベンチマーク
M.2SSDのベンチマーク結果 CrystaldiskMarkで計測 一般的なM.2SSDと同じく、2000以上の速度は出ています。 |
CPUのベンチマーク結果
シネベンチR23の結果 スコア:10059 CPUの処理能力の比較に使えるスコアです。 |
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G-Tune XM-Bの外観と特徴
今回お借りしたのは、全体がブラックのミニタワーケースです。
- 横幅:19.6cm
- 奥行:43cm
- 高さ:41.7cm
PCが動いている時に電源ボタンが白く点滅するんですが、それがかなり明るい。
チカチカ点滅するので、気になる人は気になると思います。
素材はサイドと背面が鉄。
前面と上部がプラスチックっぽい質感で、プラスチック部分は指紋が付きにくいです。
全面には「mouse・Gtune」のロゴ。
GALLERIAシリーズの新しいケースと同じで、斜め上向きのポートを搭載しているのも特徴ですね。
しかも、ここにはUSBやヘッドホン出力だけでなく「HDMI出力」まで搭載されています。
HDMI出力は、背面上部についているHDMIケーブルを引っ張り出してグラボに接続すると、ちゃんとグラボからの映像出力として使えるようになります。
プロジェクターやVRゴーグルを繋げたりする人なら、わざわざ背面にHDMIケーブルを接続することなく使えるので便利ですよね。
エアフローは、下と横から吸気して後ろへ風を送るように作られています。
下からの吸気だとホコリが気になるところですが、フィルターは取り外して洗うこともできるみたいです。
空冷クーラーが搭載されています。
搭載されているファンは背面に1つが標準。カスタマイズで前面にも2つ搭載することができます。
背面に接続できるUSBポートは、USB3.0が4つ。USBの数は前と合わせて6つあるんですが、少なめの印象。接続機器が多い人は、ハブを購入して対応してください。
内部構造は、ケースがコンパクトですが結構ゆとりがあります。このままの構成なら、グラボがもっと長くても入りそうですが、前にラジエーターを付ける場合は厳しそうですね。
メモリは2枚までしか挿せないタイプのマザーボード。カスタマイズで最初から32GB構成にして、注文することもできます。
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G-Tune XM-Bのベンチマーク結果
定番のベンチマークを3つ試してみました。
ゲーム | 結果 |
DQ10
軽量ゲームのベンチマーク |
|
FF14
ミドルクラスの負荷のベンチマーク |
|
FF15
重たいゲーム・高負荷のベンチマーク |
全部最高設定・動画キャプチャーソフト動かしていても、とても快適な結果。
ゲームプレイ・配信も快適!
ゲームプレイと配信時の状況についてレビューします。
ゲームプレイ
フォートナイト・APEX・アベンジャーズを試しにプレイしてみました。
ゲーム | ゲーム映像 |
フォートナイト
描写距離・3D解像度・テクスチャ以外を最低にすると、余裕で300くらい出ます。 FPSの上下はかなり激しいですが、144Hzモニターなども余裕で使えました。 |
|
APEX
最高設定から、なんの設定もいじらずに144FPSで遊べる。 |
|
アベンジャーズ
かなり重たいゲームなんですが、最高設定にしていても60FPSで安定して遊べます。 カクツクこともなく、敵がわらわらと出てくるシーンでも安定していました。 |
静音性はというと、アミアミのケースというわけではないので、重たいアベンジャーズをプレイしている時に若干ファンの回転音がするかなといった程度。
基本的にはかなり静かなゲーミングPCだと思います。
フォートナイト配信時
配信時の設定
Youtubeで配信したさいに視聴者さん側が見ているのと同じ映像です。
3:24までは、全ての設定を最高。それ以降は影の設定をOFFにした状態でのFPS数値が確認できます。
動画編集もサクサク動く
環境
- フルHD動画ファイルを編集
- 編集ソフトはダビンチリゾルブを使用
G-Tune XM-Bで録画した動画ファイルを編集・書き出しまでしてみましたが、かなりサクサク動いてくれます。
カット割りもスムーズに動きますし、エフェクトを入れても特にもたつくことはありませんでした。
5:30のフルHD動画の書き出しかかる時間は、1:30ほど
編集処理に加えて、書き出し速度も時間がかからないので、快適に動画編集が楽しめると思います。
4K動画メインで編集しようと思っている人は、カスタマイズで32GBにしておいたほうが無難です。
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RTX3070&Corei7-10700搭載!他メーカーのBTOと比較
グラボとCPUは同じ、それ以外の違いや価格を比較する参考にしてみてください。結構人気が高いので、いろんなメーカーでRTX3070搭載PCが売り切れ続出中。
※21年2月時点の価格
STORM:【ARGBで魅せる】PG-DQ
項目 | スペック |
OS | Windows10 64ビット |
CPU | Core i7‐10700 |
CPUファン | 空冷クーラー |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
マザーボード | MSI B460M PRO-VDH WIFI ATX |
M.2SSD | 512GB NVMe |
HDD | 2TB |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
公式サイトにどのパーツを搭載しているか、詳しく説明されています。
4つのLEDファンが搭載されていて、マウスのケースとは違うゲーミング感あふれるPC
です。
基本構成はほとんど同じですが、こちらのPCはWIFI対応のマザーボードなので、無線接続したい人にもおすすめです。しかも、かなりコスパがいいと思います。
TSUKUMO:G-GEAR GA7J-H204/ZT2
項目 | スペック |
OS | Windows10 64ビット |
CPU | Core i7‐10700 |
CPUファン | 不明 |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
マザーボード | ASUS TUF GAMING Z490 PLUS WiFi ATX |
M.2SSD | 500GB NVMe |
HDD | 無し |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
各パーツの詳細は公式サイトに記載されています。
HDDが搭載されていませんが、マザーボードはB460よりも上のZ490ゲーミングモデル
が搭載されているのが大きな違いです。
750WのGOLD認証もマウスより容量が上のものが搭載されています。
ドスパラ:GALLERIA XA7C-R37
項目 | スペック |
OS | Windows10 64ビット |
CPU | Core i7‐10700 |
CPUファン | 不明 |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
マザーボード | H470チップセット ATX |
M.2SSD | 512GB NVMe |
HDD | 無し |
電源 | 650W 80PLUS BLONZE |
パーツ内容の詳細は、記載されていません。
人気メーカードスパラが販売しているゲーミングPCは、スペックではマウスより下
です。HDDが搭載されていないので、動画編集したい人は追加でカスタマイズ注文する必要があります。
マウスのケースと比較しても大き目なので、コンパクトサイズのPCが欲しい人もマウスのほうがおすすめ。ただ、ドスパラは、すぐ届くのが魅力ですね。
RTX3070&Corei7-10700搭載ゲーミングPC比較表
マウス以外は、マザーボードがATXサイズで、ケースが大きめ。
CPU・グラボ・メモリは、メーカーは異なるかもしれませんが、基本スペックは同じです。
※スマホの方はスライドして全体を見ることができます。
項目\PC名 | マウス:G-Tune XM-B | STORM:PG-DQ | TSUKUMO:G-GEAR GA7J-H204/ZT2 | ドスパラ:GALLERIA XA7C-R37 |
税込み価格 | 201,080円 | 186,800円 | 199,800円 | 196,878円 |
CPU | Core i7‐10700 | Core i7‐10700 | Core i7‐10700 | Core i7‐10700 |
CPUファン | 空冷クーラー | 空冷クーラー | 不明 | 不明 |
グラボ | RTX3070 | RTX3070 | RTX3070 | RTX3070 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
マザーボード | B460 MicroATX | MSI B460M PRO-VDH WIFI ATX | ASUS TUF GAMING Z490 PLUS WiFi ATX | H470チップセット ATX |
M.2SSD | 512GB NVMe | 512GB NVMe | 500GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 2TB | 2TB | 無し | 無し |
電源 | 700W 80PLUS GOLD | 700W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS BLONZE |
黄色い色のついている部分が違いがある項目。コンパクトサイズで、バランスの良い構成ならマウスG-Tune XM-Bがオススメです。
ケースは大きくてもよくてコスパ重視なら、似た構成でも安いSTORMのPG-DQがお得だと思います。
カスタマイズするなら?
ポイント
- 4K動画メインで動画編集する人はメモリ32GBにするか検討
- 動画編集に備えて、保存用に使えるHDDの容量をアップする
予算に余裕があるなら、上の項目を検討するくらいです。
基本構成でもメインSSDと2TBのHDDが搭載されているので、動画編集する人も最初から困ることはないと思います。
容量をどれくらいにするのがおすすめかは以下の記事を参考にしてください。
-
ゲーミングPCに必要な容量のおすすめは?選び方の目安と3つの解決方法
続きを見る
まとめ
この記事では、G-Tune XM-Bのスペック・外観や特徴・ゲームベンチマークの結果・配信時の安定性・動画編集時の動き・他のメーカーBTOと比較した場合の差を紹介してきました。
他メーカーBTOと比較すると劣る部分もあるにはありますが、コンパクトサイズのミニタワーケースで、HDMI端子が前にもついているのは、他には無い特徴です。
基本構成のままでも十分ゲーム・動画編集に使えるスペックなので、どんな用途にでも対応できるPCが欲しいなぁと思っている人におすすめします。
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項目 | スペック |
OS | Windows10 64ビット |
CPU | Core i7‐10700 |
CPUファン | 純正クーラー |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
マザーボード | B460 MicroATX |
M.2SSD | 512GB NVMe |
HDD | 2TB |
電源 | 700W 80PLUS GOLD |