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AMD Software Adrenalin Editionのグラフィック設定とFPSが上がるオススメの使い方【2023】

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AMD Software「Adrenalin Edition」のグラフィック設定の紹介とおすすめの使い方をまとめました。

 

参考

AMD Software「Adrenalin Edition」とは

AMD Software「Adrenalin Edition」は、グラボのドライバー管理だけではなく、CPU・GPU管理・オーバークロック・最新ドライバーチェック・グラフィック機能の設定・キャプチャー機能・スマホやタブレットとのリンクなど、1つのソフトでやりたい事がほぼ全部できるソフトウェアです。

利用条件

  • AMD Radeonのグラフィックボートを搭載していること
  • AMD Software「Adrenalin Edition」をPCにインストールしていること

まだソフトを持っていない方は、下記の公式サイトから自分の持っているグラボとOSを選択してダウンロードし、PCにインストールしてくださいね。

 

公式ダウンロード

 

びえん
びえん
AMD Software「Adrenalin Edition」の機能すべてを1つの記事にすると長くなりすぎるので、今回はゲームプレイに関係するグラフィック設定に絞って紹介しています。

いろいろと試してみた結果なので、参考になれば嬉しいです

 

びえん
びえん
びえん/ガジェットブロガーは、自作PC歴約20年(FF11からのオンラインゲーマー)です。6畳の半分のスペースに色んなガジェットを詰め込んで、快適なデスク環境構築!YoutubeX(旧Twitter)でも情報発信しています。

AMD Software「Adrenalin Edition」グラフィックの設定と使い方

メイン設定と高度設定で調整できる項目を紹介します

グラフィックの主な設定

Radeon Super Resolution より高速なフレームレートを実現するインドライバーベースのアップスケール機能
Radeon Anti-Lag 入力遅延の軽減
Radeon Chill FPSを制限して、消費電力を下げる
Radeon Boost 動作ベースのダイナミック解像度
Radeon Image シャープニング 視覚的ディティールを向上
Radeon  Enhanced Sync 視覚的なティアリングと遅延を軽減
垂直リフレッシュを待機 フレームレートをディスプレイのリフレッシュレートに合わせる

 

びえん
びえん
一緒に使えない機能が複数ありますし、ちょっと説明も分かりにくいので、以下で紹介していきますね

 

注意ポイント

あくまでも僕の環境の場合ですのでFPS数値に関しては参考程度にお考え下さい。

 

Radeon super resolutionの使い方

ポイント

FPS向上の効果は高いので、解像度を少し落としてでも平均FPSを上げたいならONにするといいです

Radeon Anti-Lagは、一緒に利用するできるのでONにしておきましょう

https://youtu.be/

ゲームの設定で解像度を落としても、ドライバー側がモニターの最大解像度に調整して映像を映してくれる機能です。

2022年3月に追加された「Radeon super resolution」に関しては、別記事でまとめています。

AMD Software「Radeon super resolution」の効果をフォートナイト・APEX・Cyberpunk2077で検証

続きを見る

 

注意ポイント

RSRをONにすると以下の機能は設定していてもOFFになります

  • Radeon Chill
  • Radeon Boost
  • Radeon Image シャープニング
  • 整数スケーリング
  • 中央スケーリング

 

Radeon Anti-Lag

これはマウスやコントローラーを使って操作した信号の遅延を軽減してくれる機能みたいです。

 

公式の説明では1フレームくらい遅延を軽減できるとのことですが、ONにしてもOFFにしても違いは体感できるほどではないんだなぁ・・。

RSRと一緒に使える機能は、これくらいなので、RSRをONにするなら使ったほうがいいです

 

Radeon Chill

これはあまり動きのない画面では設定されているFPS数値までFPSを抑えて消費電力を抑えて、動きが激しくなると最大FPSが出るように上げる機能です。

上の設定でプレイしても最低が116。

絶対設定した数値より下にならないわけじゃないですね。

 

びえん
びえん
最低FPSが上がったのは確かなので、最高FPSと最低FPSの差を減らしたいって人はONにしておくといいかも

 

Radeon Boost

サポートされているタイトルのみ使用できるFPSを上げるための機能です。

サポートされているタイトルリスト

  • Rise of the Tomb Raider X
  • Shadow of the Tomb Raider X
  • Borderlands 3 X
  • Fortnite
  • Cyberpunk 2077
  • Resident Evil 3
  • Call of Duty: Modern Warfare (2019)
  • Metro Exodus
  • Apex Legends
  • Overwatch
  • PlayerUnknown's Battlegrounds
  • Destiny
  • Grand Theft Auto V
  • Call of Duty WWI
  • Warframe
  • Fallout 76
  • Sniper Elite 4
  • The Witcher 3: Wild Hunt

一応公式でのFPSが20%ほど向上すると記載されています。

というわけで対応しているフォートナイトを競技設定でプレイしてみた結果を比較です。

ON/OFF OFF ON
最低FPS 84 68
平均FPS 175 182
最高FPS 237 246

フォートナイトをプレイした限り、平均と最高は10くらいアップ

してますね。

 

注意ポイント

Anti-Lag・Chill・Boostは同時に使うことができません

 

Radeon Image シャープニング

これもRSRと一緒には使えない機能。

ゲーム画面をより細かく描写してほしいならONにしておくといいかもしれません。

 

ONにするかしないかで見た目は、これくらい変化します。

 

びえん
びえん
岩の側面を見比べると分かりやすいですが、より輪郭部分がハッキリしています。

 

ちなみにFPSにも少しだけ影響が出ました。

ONにしてシャープニングを80にすると4FPS低下・それから100にするとさらに1FPS低下です。

FPSへの影響は、ほんの少しだけだったので気にしなくていいかも。

 

Radeon  Enhanced Sync/垂直リフレッシュを待機

ゲームのFPSがディスプレイのリフレッシュレートを超えたときに発生するチラつきを抑える効果があります。

ちなみにこの機能をONにしてもFPSは制限されません。

 

びえん
びえん
僕の環境ではチラつきが気になったことはないですが、もしチラつきが気になるようならONにして試してみるのもいいと思います

 

垂直リフレッシュとRadeon  Enhanced SyncはどちらかしかONにできないですが、垂直リフレッシュは、FPSに制限がかかります。

ここで設定しなくてもゲーム内設定でONにできるものがほとんどなので、基本OFFで問題ないです。

 

高度設定

フレームレートターゲットコントロール 最大FPSの制限
アンチエイリアシング オブジェクトのギザギザを目立たなくする
アンチエイリアス メゾッド 映像品質の向上
形態学的アンチエイリアシング パフォーマンスへの影響を抑えながらエッジをスムーズに見せる
異方性フィルタリング テクスチャーの鮮明さを向上させる
テクスチャフィルタリング品質 画像品質の調整
表面フォーマット最適化 ドライバーが最適なテクスチャーを割り当てる
テッセレーション モード テッセレーション設定をどうするか決める設定
最大テッセレーションレベル 制限すると無駄なイメージに割り当てられるテッセレーションを防ぎます
OpenGL トリプルバッファリング OpenGLアプリケーション専用のvsyncモード
10ビット ピクセル形式 互換性のあるモニターで10ビット形式サポートを有効
シェーダーキャッシュをリセット ディスクベースのキャッシュをリセット

FPSを上げるというよりも、より綺麗に見せるための設定が高度設定には多いです。

基本全部OFFでいいと思います。

 

びえん
びえん
一部テッセレーションモードのみアプリケーション設定をオーバーライドするを選択し、最大テッセレーションレベルの選択肢でオフにしないと、オフにできません。

 

FPSが上がるAMD Software Adrenalin Editionのオススメ設定

 

びえん
びえん
いろいろ試してみましたが、僕が設定するなら以下の3つ。

個人的には全体的なFPSが上がるRSRの設定が気に入っています。

 

映像の綺麗さは維持したままFPSも上げたい人

Radeon Boost ON/最小解像度/66
Radeon image シャープニング ON/シャープネス80%

※他は全部OFF

Radeon Boostで、FPS数値を上げながら、ターゲットやテクスチャの輪郭をハッキリさせる設定です。

 

映像をクッキリさせて最低FPSを底上げ、振れ幅を抑えたい

Radeon Chill ON/最低はディスプレイのリフレッシュレートより少し上を指定
Radeon image シャープニング ON/シャープネス80%

※他は全部OFF

Chillで最低ラインのFPS数値を底上げして、FPSの上下幅を狭める設定。

同時に見た目もクッキリさせることができます。

 

解像度は若干下げて平均FPSをもっと上げたい人

RSR ON/ゲーム内の指定解像度は1つ下にする
Radeon Anti-Lag ON

※他は全部OFF

解像度の指定でPCの負荷を下げ、RSRで使用しているディスプレイの解像度に引き上げます。

同時にマウス・キーボードのコントロール遅延を抑える設定です。

 

まとめ

今回は、AMD Software「Adrenalin Edition」のグラフィック設定の紹介とおすすめの使い方をお伝えしました。

あくまで個人的にいろいろと使ってみた結果ですので、最適な設定は、それぞれの環境によって違ってくると思います。何を優先したいかにもよるでしょうしね。

 

びえん
びえん
単純にFPSを上げる目的なら上がり幅が一番大きかったのはRSRです。

ただ、その場合、映像の綺麗さは若干犠牲にしています。

綺麗な映像を楽しむゲームをするならRadeon BoostやChillと、シャープネスを合わせて使った方がいいと思います。

 

プレイしているゲームに合わせて、ソフトウェアを使ってみて下さい。

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