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Lenovo IdeaPad Gaming 370をレビュー!16インチディスプレイを搭載したコスパPCの性能・評価を徹底解説

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LENOVO ゲーミングノートPC 370

今回は、IdeaPad Gaming 370をレビューします。

AMD6000シリーズのCPUやエントリークラスのグラボ「RTX 3050 Ti Laptop」を搭載したゲーミングノートPCで、レビューした製品は価格が144,870円のものです。

 

この記事では

  • 製品の外観や特徴
  • ベンチマークの結果
  • ゲームプレイ時の動きやFPS数値
  • ゲーム配信や動画編集

など実際に使ってみた感想をお伝えしますので、購入前の参考にしていただければ幸いです。

 

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Youtubeで「IdeaPad Gaming 370」の動画レビューも出しています。

 

PCをお借りしてレビュー記事を作成しています

IdeaPad Gaming 370をおすすめする人・しない人・評価は?

しばらく実機を使ってみた結論からお伝えします。

IdeaPad Gaming 370がおすすめの人

  • 予算15万円以下
  • フルHDゲームをよくプレイする
  • FPSも144~165FPS出ればいい
  • 最新の重たいゲームで最高設定にはこだわらない
  • 動画編集もしてみたい
  • テレワークで使用する(WEBカメラの映像が綺麗)
  • 自宅で使うためのPCを探している

IdeaPad Gaming 370は、12万円台から購入できます。

PCのスペックを考えると、かなりコスパもいい製品です。

エントリークラスなので重たいゲームを最高設定で、とはいきませんが、フォートナイトやAPEXなどの人気ゲームは快適にプレイできます。

 

IdeaPad Gaming 370をおすすめしない人

  • 予算がもっと低い
  • ミドルやハイエンドクラスのゲーミングノートが欲しい
  • 最新ゲームも最高設定でサクサク遊びたい
  • 持ち運びやすい重さがいい

正直、上記の人にはおすすめしません。

予算がもっと低い人は、グラボがRTX3050・GTX1650を搭載しているPCで探したほうがいいです。

 

ハイエンドの性能を求める場合や最新の重たいゲームを快適にプレイしたい人にはスペック不足だと思います。

持ち運ぶことを前提に購入する人にも、重たいですし、バッテリー持ちがいい部類のPCではないので自宅で使うことをおすすめします。

 

IdeaPad Gaming 370の評判は?

結構レビューがついていたので、評判も見てみました。

  • コスパがいい
  • スペックで満足している

という評判が多く見られました。

 

悪い意見は初期不良にあたっているケースくらいでした。

 

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IdeaPad Gaming 370のスペック

OS Windows 11 Home 64ビット
型番 82SC005VJP
CPU AMD Ryzen™ 7 6800H (3.20 GHz 最大 4.70 GHz)
グラフィック NVIDIA® GeForce® RTX™ 3050 Ti Laptop GPU 4GB GDDR6
電源 170W
メモリ 16 GB DDR5-4800MHz (SODIMM) (2 x 8.0GB)
SSD 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe
LAN 搭載
無線LAN Wi-Fi 6対応
Bluetooth Bluetooth5.2
入出力ポート Type-C USB3.2 Gen2×1 ・ Type-A USB3.2 Gen1×2
ディスプレイ 16" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 350 nit, 165Hz
バッテリー駆動時間 約 14.0時間
WEBカメラ 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付)
サイズ 約 359.6x277.8x20.9~25.9mm
重量 約 2.6kg アダプターを抜いて、約2.1㎏

※公式サイトより

バッテリー持ちに関しては、あまり負荷が高くない作業をした場合の時間です。

外で高負荷作業をした場合10時間も持ちませんので注意してください。

 

CPU:AMD Ryzen 7 6800H

8コア/16スレッドの処理性能の高いCPUです。

性能は、前モデルより少し高くなった程度と言われています。

 

グラボ:GeForce RTX 3050 Ti Laptop

NVIDIAのRTX3050Tiを搭載。

消費電力が低く、レイトレーシングにも対応していて、DLSSも使用できるのが強みです。

 

ディスプレイ:16インチ・165Hz

15.6インチなどではなく、16インチというのがポイントで、少し縦に長くなっています。

 

長くなる例の画像

左が普通のフルHD15インチ・右が16インチの本製品

ゲーム画面も映像が縦方向に広く映るのがポイント

 

UFOテストをしてみました。

リフレッシュレートは165Hzにしっかり対応しているので、FPS系ゲームでも十分使えます。

 

視野角はIPS液晶なので、結構広いです。

 

シャッター付きで綺麗な映像が映るFHDカメラ

シャッターが付いてるゲーミングノートPCも珍しいかもしれません。

元々入っている専用ソフトを使えば、明るさやコントラストの調整まで可能

 

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IdeaPad Gaming 370の外観

少し薄型のシックな黒ボディが特徴。

色はオニキスグレーだそうです。

Lenovoのロゴは天板の一部にのみついています。

底面部分はごく普通ですが、排気口がブルーになっているのも特徴。

 

タッチパッドはiPhoneXRと同じくらいのサイズ。

すべすべしていて、操作した感覚は悪くありません。

 

ポート類は両サイドと背面に搭載

USBポート類が両サイドだけでなく、背面側にも付いています

 

左側のポート

  • USB3.2 Gen1
  • マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

 

右側のポート

  • USB3.2 Gen1

 

背面ポート

  • HDMI
  • 有線LAN
  • USB3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort出力機能付き、PD対応)
  • 電源コネクタ

TypeAポートが2つと、TypeCポートが1つなので、周辺機器が多い人はハブ必須だと思います。

 

RGB対応のテンキーありキーボード

RGB対応で、専用ソフトで、ON/OFFや色の切り替えはできます。

デスクワークをする人や、動画編集や数字入力する作業が多い人は、テンキーがあるとかなり作業効率がアップしますね。

ただし、その分キーボードのキーピッチは狭くなってますし、すべてのキーがフルサイズというわけではありません。

一番上のキーはかなり縦方向に潰れた感じになっています。

 

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IdeaPad Gaming 370の各種ベンチマーク結果

ここからは実際に試してみたベンチマーク結果をお伝えします。

3DMark(グラフィック機能)

ゲームなどのグラフィック性能のベンチマーク結果です。

FireStrike

TimeSpy

FireStrike・TimeSpyともに、まぁまぁ高いスコアを出してくれます。

現在販売されているゲーミングノートの中で比較して、もう少しグラボ性能をアップしたいならRTX3060を搭載したPCを探してみて下さい。

 

 

Cinebench23(CPUの処理能力)

マルチ 12238
シングル 1493

PCに搭載されているCPUを比較するときにでもご利用ください。

 

PCMARK10

全体のスコアは7066

Essentials 10147
Productivity 9863
Digital Content Creation 9565
  • 「Essentials」はパソコンの基本性能・速度
  • 「Productivity」は事務系ソフト
  • 「Digital Content Creation」は画像編集などのクリエイティブソフト

パソコンの基本性能が高く事務ソフトも画像編集ソフトも難なく使えるレベルです。

 

ゲームのベンチマーク結果

  • ドラクエ10
  • FF14
  • FF15
ドラクエ10

軽いゲームのベンチマークなので、余裕ですね

FF14

中程度の負荷のベンチマークですが、とても快適

好きな設定でプレイできます

FF15

高設定と標準品質で試してみましたが、高設定だと快適とまではいかないようです

標準品質なら快適なので、多少設定を落とせば重たいゲームも遊べます

 

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IdeaPad Gaming 370のゲームFPS

ここからは、実際にゲームをプレイした時の動きやFPS数値を紹介します。

今回試しにプレイしてみたのは以下の4つです。

  1. フォートナイト
  2. APEX
  3. オーバーウォッチ2
  4. Cyberpunk2077

フォートナイト

パフォーマンスモードにしなくても余裕で平均165FPSは超えます

最高設定は無理ですが、必要なものだけONにしてプレイすれば快適です。

 

APEX

最高FPSを165に制限してプレイしてみました。

重たい降下シーンでも平均100以上。

残り8部隊あたりでの戦闘シーンです。

FPSは140付近で、平均139FPSでした。

 

APEXは極端に低い設定にしなくても、144~165FPSあたりでは快適にプレイできそうです。

 

オーバーウォッチ2

一番重たい設定でプレイしました。

結果は

  • 最低81
  • 平均137
  • 最高167

十分遊べます

 

Cyberpunk2077

重たいCyberpunk2077は自動でDLSSが適用されます。

レイトレーシングウルトラ

  • 最低22
  • 平均28
  • 最高32

最高設定でも30FPS越えています

低設定にすると、ここまで出ました。

  • 最低49
  • 平均61
  • 最高80

重たいゲームでも設定を下げれば、ある程度快適にプレイできそうです。

 

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PC一台で配信まで快適に可能?

OBSを使用してフルHD画質の配信を行った結果です。

結論、快適にプレイできます。

  • 最低79
  • 平均137
  • 最高166

と、ディスプレイのリフレッシュレート限界までFPSが出ます。

特にカクつくこともありませんでした。

 

ただ1つ問題点をあげるとすれば、フルHD画質の解像度だと画面の下側が少し切れた映像が配信されることになりますので、ご注意ください。

 

動画編集能力

動画編集をしていて、処理が重たいということは一切ありませんでした。

フルHDの5分の動画の書き出しはだいたい2分以内に終わります。

 

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しっかり冷却できるのか?

検証してみた結果かなり冷却性能は高いと言えます。

FF15ベンチマーク時の最高温度の変化は下記の通りです

CPU:64℃ → 65℃

GPU:77℃ → 85℃

ゲーム音を出していれば、ほとんど気にならないくらいのファンの音でした。

まとめ

今回は、IdeaPad Gaming 370をレビューしました。

 

持ち運ぶためのゲーミングノートではない点や、PCゲームをするためのハイスペックを求める人、には向いていませんが下記の方にはおすすめできるかなと思います。

おすすめ

  • 予算15万円以下
  • フルHDゲームをよくプレイする
  • FPSも144~165FPS出ればいい
  • 最新の重たいゲームは、最高設定にはこだわらない
  • 動画編集もしてみたい
  • テレワークで使用する(WEBカメラの映像が綺麗)
  • 自宅で使うためのPCを探している

製品価格は変わる可能性がありますので、必ず公式サイトでチェックしてみてください。

 

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