今回は「ALIENWARE m15」をお借りできたので、実際に使ってみた感想・どんな機能があるのか・ゲームプレイ時の映像やFPS値が、どんな感じなのか試してみました。
購入前に知りたいと思うポイントや「ALIENWARE m15」のいい点・悪い点を率直にお伝えしますので購入検討の参考にしてください。標準価格は「197,980円」と高価格ですが、それだけの価値があるゲーミングノートPCです。

「ALIENWARE m15」のスペック
レビュー機器のスペック。新モデルは、第10世代CPUを搭載しています。
CPU | Core i7 9750H |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX2070 8GB GDDR6 Max-Qデザイン |
メモリ | 16GB(DDR4 2666MHz 8GB×2) |
ストレージ | 512GB M.2SSD |
ディスプレイ | 15.6インチ 4K 有機EL 60Hz 1ms |
本体サイズ | 高さ:17.9~20.1mm 幅:360.5mm 奥行き;276mm |
バッテリー | 約3時間 |
重量 | 約2.16㎏ |
重量が約2.16kgは、ゲーミングノートPCの中でもかなり軽量な商品。今回お借りした商品は、ゲーミングノートには珍しい4Kディスプレイを搭載しています。重たいかなって思ったんですが、ゲームもサクサク動くから驚きです。
4Kディスプレイは、最高60Hzなので、高リフレッシュレート対応のFPS向けモニターではありません。ただし、FF14・FF15・MHWなどの映像の美しさも楽しみたい人、FPSゲームも60FPS出れば満足できる人は選んで損しないディスプレイです。
エイリアンウェアが下
フルHDモニターが上
エイリアンウェア👽画面の発色が綺麗⭐️#エイリアンウェア pic.twitter.com/yG1ZgjOids
— ビエン (@stiponline) July 4, 2020
Twitterにもアップしんたですが、4Kディスプレイの発色素晴らしいです。
カスタマイズ自由
「ALIENWARE m15」は注文時に自分の好みや目的に合わせて、パーツを組み合わせて注文できるのも魅力です。ゲーム目的だけなのか、動画編集もしたいのか用途に合わせると快適なPCが手に入ります。
組み合わせ次第ですが、価格は20万円~40万円まで幅が出てきます。安くはありませんが、オーダーメイドで自分だけのゲーミングノートPCが注文できて、ゲーム特価機能も色々付いていることを考えたらコスパもいいと思います。
GTX1660Tiモデル | RTX2060モデル |
144Hz非光沢モニター 15.6インチ | 144Hz非光沢モニター 15.6インチ |
Core i7 9750H | Core i7 9750H |
メモリ16GB | メモリ16GB |
512GB | 512GB |
Amazonプライム会員に入会している人。Amazonチャージを使用している人。このスペックでいい人は、Amazonで購入するのもありかな。Amazonプライム会員の特典は、公式サイトで確認してくださいね。
グラボは重たいゲームも遊べる高性能
搭載されているグラボ「NVIDIA GeForce RTX2070 8GB GDDR6 Max-Qデザイン」は、デスクトップPCの性能表で比較するとミドルクラスより少し上あたりの性能です。
下にはRTX2060やGTX1660Tiあたりが入ってきますね。GTX1660Tiと比較した時の差は、数%くらいでしょうか。重たいゲームを4Kの最高設定で遊ぶくらいなら余裕でこなせるグラボです。
[adcode]
ゲームFPS値とベンチマーク結果
では、さっそくゲームのFPS値やベンチマーク結果から見ていきましょう!
フォートナイト・APEXのFPS値
ここでは人気FPSゲームを実際にプレイした時のFPS数値を動画で紹介します。
フォートナイト
4Kの最高設定だと60FPSを切るので、プレイは難しいです。これが高になっただけで一気に数値が上がります。元々144Hzディスプレイも選べるゲーミングノートPCなので、100FPS以上は当たり前に出ますね。
APEX
APEXは、フォートナイトより重ためなんですが4K60FPSで安定しますね。4Kモニターでも十分遊べることが分かりました。高リフレッシュレートに対応したディスプレイを選んでも性能を生かせそうです。
FF15・FF14・DQXベンチマーク
4Kでプレイした場合のベンチマークを測定してみました。結論から言うと、全て4Kでプレイ可能です。
FF15
![]() | ![]() |
4K高品質 | 2890:やや重い |
フルHD高品質 | 6162:快適 |
さすがに重たいゲームを4Kの高品質でプレイするのは難しいみたいです。快適に4Kでプレイしようと思ったら、2080位のグラボは必要ですね。フルHDなら全く問題なく動いてくれます。
FF14
![]() | ![]() |
4K最高品質 | 快適 |
フルHD最高品質 | 非常に快適 |
4Kディスプレイの最高設定でもプレイ可能です。FPS値はそこまで高くありませんが、エフェクトなどは基本戦闘の邪魔になったりするので、他の人のを簡易表示にしたり、影表示を減らしてみたりすると快適にプレイできます。
DQX
4K解像度で最高設定でも高スコアです。かなり軽めのゲームなので当然ですが、快適です。フルHDと比べてみましたが、やっぱり映像の細かさが全く変わるので、MMO系は4Kで遊ぶと楽しいでしょうね。
3Dグラフィック機能:3DMark
![]() | ![]() |
Fire Strike | 12541 |
Time Spy | 5859 |
「Time Spy」で5000以上出るとかなり高性能なゲーミングPCです。ドスパラなどのゲーミングPCを販売している会社も3DMarkの数値を記載されています。
他のゲーミングノートも調べてみたい人は、数値を比較する参考にしてください。
CPU・ストレージの処理性能
CPUはシネベンチ。ストレージは、クリスタルディスクマークで測定してみました。
シネベンチ20
![]() | ![]() |
CPUは、6コア12スレッドの「Core i7 9750H」を搭載。同じCPUやメモリ容量でも「GALLERIA(ガレリア)GCR2070RNF-E」と比較すると少し下がるのはなぜなんでしょう・・。
「Core i7 9750H」自体は性能が高いので、マルチは2000台後半・シングルは400くらいは出るCPUです。
クリスタルディスクマーク
NVMeSSDが使われてますね。読み込みが超高速です。起動速度もかなり早いので、ストレスなく使えます。
[adcode]
ベンチマーク中のCPU・グラボ温度
![]() | ![]() |
アイドリング時に1つのコアだけ100°近くになっていたので、スタートは温度が高めでした。ベンチマークを開始すると、ファンがしっかり回って冷却。温度がどんどん下がって最後は83°まで下がりました。
GPUは、アイドリング時が60°前後。スタートすると温度が1分程で75°になり、それ以上上がりません。GPUの温度上がりにくいのはいいですね。
[adcode]
「ALIENWARE m15」の外観と特徴
では、次に「ALIENWARE m15」の外観と、このゲーミングノートPCならではの特徴を見ていきましょう!
見た目と搭載されているインターフェース類
デザインは、とてもスタイリッシュ。個人的には、このブルーの光もカッコいいなって思う。
![]() | ![]() | ![]() |
エイリアンのマーク。キーボード・電源スイッチ・背面部分や電源アダプターコードまで光ります。コード以外は自由にイルミネーションカラーをソフトで変更可能です。
さわった感じは、少しマットなコーティングがされているので、指紋がペタペタつくこともありません。ちょっと触っただけで指紋が残るゲーミングノートPCもありますから、ここはいいポイントです。
注意点
気を付けて使えばいいんですが、拭けば汚れが取れるコーティングだったらいいのになって思います。特に汚れが気になるなぁって人は、ダークグレーの「ALIENWARE m15」にすると目立たないかもしれません。
次に搭載されているポート類を見ていきましょう。
左サイドには、ネットワークE3000ギガビット Ethernet ポート・PowerShare テクノロジー対応USB 3.1 Gen 1 Type-A・オーディオ出力用1/8インチ ポートを搭載。
背面もポートが豊富。HDMI・Mini-Display Port・Thunderbolt™ 3ポート・Alienware Graphics Amplifierポート・電源ポート。そして右サイドにはUSB3.1 Gen 1 Type-Aを2つ搭載しています。
![]() | ![]() |
閉じている状態は、隙間がほぼ無い。でも。開きにくいこともなく「ALIENWARE m15」は、片手でも簡単に開きます。
搭載されているキーボードはキーストロークが1.7mm。タイピング音は軽めで、静音性を気にする人でも使いやすいです。
注意
「ALIENWARE m15」独自の特徴
ここから「ALIENWARE m15」の特徴を見ていきましょう!
ALIENWARE COMMAND CENTER
パソコンのRGBカラーの調整。キーボードのキー割り当て。オーバークロックなどのコントロールが全て「ALIENWARE COMMAND CENTER」から行えるのも魅力ですね。
ゲームごとのプリセットを登録しておけば、専用の設定をいつでも呼び出せます。また、オーディオコントロールで低音を強調するなど、好きなサウンド設定にしておくことも可能。多機能すぎて使いこなせないこともなく分かりやすいソフトです。
Tobii視線追跡機能
「ALIENWARE m15」には、Tobii視線追跡機能という珍しい機能も搭載されています。これは、今自分がどこを見ているのか、画面上の円を見て判断できる機能。
Tobii視線追跡機能をONにしておけば、どの方向から音がしているのか視覚で判断できる表示も出ます。フォートナイトのような音がしている方向を赤い丸で表示するような機能だと思ってください。
仕えるゲームは限られているようですが、使いこなせれば最強でしょうね。
「ALIENWARE」の4Kディスプレイは発色が素晴らしい
上はフルHDまでのウルトラワイドモニター
下は4k
4k対応の #ff14 とかすると、画質の差がすごい😅#ALIENWARE を #デルアンバサダー で、使わせてもらったけど、ゲーミングノートの性能上がってるよねー#ゲーミングPC pic.twitter.com/UFvKRnVPVH
— ビエン (@stiponline) July 7, 2020
Twitterにアップすると画質がかなり落ちることに気が付いたけど、違いはかなりある。4KとフルHDでは、発色の深みがぜんぜん違います。それがゲーミングノートPCに付いているので、FF14など4K画質対応ゲームがさらに楽しめちゃいますね。
Alienware Mobile Connect
![]() | ![]() | ![]() |
これはDellのPCなら搭載されている機能の1つ。スマホとPCを接続して、画面をミラーリング・電話をかけたり出たりすることもできます。対応機種のスマホであれば、ゲーム中にわざわざスマホを触らなくてもPCから操作できるので、とても便利です。
[adcode]
まとめ
この記事では、DELLの「ALIENWARE m15」を紹介しました。基本的なスペックは、CPUのバージョンアップに合わせて、第9世代・第10世代CPUに変更されたり、300Hz対応ディスプレイが選択できるようになったりとバージョンアップしています。
「ALIENWARE m15」は、ゲーム目的だけでなく、動画編集にも十分使えるゲーミングノートPCで、自分好みにカスタマイズして注文したい人にピッタリの商品です。最新の価格や情報は、是非「AILIENWARE m15」の公式サイトを見て確認してみてください。